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🩸 推奨採取順序
1
血液培養ボトル(無添加・滅菌優先)
2
クエン酸Na管(青) 凝固検査
3
SST / 赤・金キャップ管 生化学・免疫
4
ヘパリン管(緑) 生化学(緊急)
5
EDTA管(紫) 血算・CBC
6
フッ化Na管(灰) 血糖
⚠️ 施設・採血管メーカーにより順序が異なる場合があります。各施設のプロトコルに従ってください。
● ブルー / 青
クエン酸ナトリウム管
凝固系 PT APTT
主な検査項目
PT(プロトロンビン時間)外因系凝固
APTT内因系凝固
INRワーファリン管理
フィブリノゲン凝固因子
Dダイマー血栓・DIC
FDP線溶系
採取・取り扱い注意
採血量が少ないと希釈比が変わり結果が不正確になる。必ず規定量まで採取
採取後すぐに8〜10回穏やかに転倒混和
採取順序は2番目(血液培養の次)が推奨
室温保存・2時間以内に提出
● レッド / 赤・金
SST管(血清分離管)
生化学 免疫 腫瘍マーカー
主な検査項目
肝機能AST/ALT/γGTP/ALP/LDH/TP/Alb/T-Bil
腎機能BUN/Cr/eGFR/UA
電解質Na/K/Cl/Ca/P/Mg
炎症CRP/ESR
血糖・脂質血糖/HbA1c/TC/TG/HDL/LDL
心臓CK/CK-MB/トロポニン/BNP
甲状腺TSH/FT3/FT4
腫瘍マーカーCEA/CA19-9/AFP/PSA
感染症HBs/HCV/HIV/梅毒
膵臓アミラーゼ/リパーゼ
採取・取り扱い注意
採取後5〜10回転倒混和(SSTは固めに)
30分以上室温で凝固させてから遠心分離
最も検査項目が多い汎用管
● グリーン / 緑
ヘパリンリチウム管
生化学(緊急) 血漿
主な検査項目
緊急生化学電解質・腎機能・肝機能(結果が早い)
アンモニア肝性脳症
乳酸ショック・敗血症評価
薬物濃度バンコマイシン・ジゴキシンなど
採取・取り扱い注意
アンモニア・乳酸は採取後すぐ氷冷して提出
採取後8〜10回転倒混和
血漿なので遠心後すぐ測定可能(SSTより早い)
● パープル / 紫
EDTA管
血算 CBC 血液型
主な検査項目
CBC(血算)WBC/RBC/Hb/Ht/MCV/MCH/MCHC/PLT
白血球分類好中球/リンパ球/単球/好酸球/好塩基球
網赤血球骨髄造血能の評価
血液型ABO/Rh型
交差試験輸血前検査
HbA1c施設により
採取・取り扱い注意
採取後すぐに8〜10回転倒混和(凝固すると測定不能)
室温保存・できるだけ早く提出(血小板は時間で変化)
採血量が少ないとEDTAの濃度が高くなり偽低値が出る
● グレー / 灰
フッ化ナトリウム管
血糖 グルコース
主な検査項目
血糖(グルコース)解糖抑制で正確な値
乳酸(施設による)一部施設で使用
採取・取り扱い注意
解糖抑制剤入りのため血糖の正確な値が得られる
採取後8回転倒混和
血糖専用。生化学・凝固検査には使用しない
● イエロー / 黄
血液培養ボトル
血液培養 感染症
主な検査項目
好気性培養好気性菌の検出
嫌気性培養嫌気性菌の検出
薬剤感受性抗菌薬の選択
採取・取り扱い注意
採血前に必ずアルコール消毒(コンタミネーション防止)
1セット2本(好気性・嫌気性)× 2セット = 計4本が基本
抗菌薬投与前に採取(投与後は菌が死滅し偽陰性になる)
1本あたり8〜10mL注入(少ないと陰性になりやすい)
採取後は37℃で保温。冷蔵・冷凍厳禁
● ブラック / 黒
クエン酸ナトリウム管(赤沈用)
赤沈 ESR
主な検査項目
赤血球沈降速度(ESR)炎症・膠原病の評価
採取・取り扱い注意
採血量が少ないと正確な結果が出ない(規定量必須)
採取後すぐに転倒混和・速やかに提出
青キャップ管(凝固用)より細いチューブが特徴

※ 採血管の色・種類は施設・メーカーにより異なります。各施設のマニュアルを必ず確認してください。