NRS・フェイス・FLACC
「今の痛みを0〜10の数字で表してください。0は痛みなし、10は想像できる最大の痛みです。」
「今の痛みに一番近い顔を選んでください。」小児・認知症・言語障害のある患者に有用。
FLACC は乳幼児・言語的意思疎通が困難な患者の痛みを行動観察で評価するスケールです。各項目0〜2点、合計0〜10点。
| スコア | 判定 | 対応 |
|---|---|---|
| 0点 | 痛みなし | 経過観察 |
| 1〜3点 | 軽度の痛み | 非薬物的介入 |
| 4〜6点 | 中等度の痛み | 鎮痛薬を検討・医師報告 |
| 7〜10点 | 重度の痛み | 速やかに医師報告・鎮痛薬 |
| スケール | 対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| NRS | 成人・意思疎通可能な患者 | 0〜10の数字で評価。簡便で経時的評価に有用 |
| VAS | 成人 | 100mmの線上で評価。精度高いが紙が必要 |
| フェイス スケール |
小児・高齢者・認知症 | 顔の表情で選択。言語障害があっても使用可 |
| FLACC | 乳幼児・言語的意思疎通困難 | 行動観察で評価。ICU・術後患者にも使用 |
| BPS | ICU・人工呼吸中患者 | 表情・上肢・換気器への反応で3〜12点評価 |
※ 疼痛評価は定期的に繰り返し行い、介入前後で比較することが重要です。患者の訴えを主観的に尊重し、バイタルサインの変化も合わせて評価してください。